ラベンダーの香りの好み
「ラベンダーは苦手なんです」
と、香りを選ぶ時に伺うことが実は多い
ラベンダー。
アロマテラピーでイメージする代表的なハーブはラベンダーという方も多いと思います。
アロマテラピーは、
フランスの科学者である
ルネ モーリス ガットフォセが
実験中に火傷を負い、治療でラベンダー精油を使いその治癒力から
アロマ(芳香)テラピー(療法)という言葉を造語したと言われています。
「アロマテラピーは興味あるけど、使ったことない。」
「数年前に友達にもらったのが家にあるけど、あれ使えるのかな?」
と、伺うこともしばしば。
*精油の保存期間は、開封したら1年以内に使うのが目安です。
「香りは好きだけど、精油は使ったことが無い。」という方は、
ラベンダーの香りのイメージが
つくられたラベンダーの香りをイメージしている人が多く。
トイレの芳香剤の強い香りを連想する人がほとんどで、「苦手。」と頭の中にインプットしている人が多いように感じます。
そういう方にお会いすると私は
本物のラベンダーのお花や葉っぱの香りを
試してほしくなります。
ラベンダーの香りを勘違いしていて、
嫌い、苦手、と頭で決めてしまっているのは
アロマセラピストである私としては
悲しすぎる。
原料植物から天然の香りの成分を
取り出しているラベンダー精油の香りを試してもらいたくなってしまいます。
精油の瓶から出てくる1滴は
とてもたくさんのお花や葉っぱから得るのでとても濃厚です。
なので、試香紙から香りを
ゆっくりお鼻に近づけてもらって
香りの強さや、自分にとって心地よい香りの距離を見つけてもらって呼吸をしてもらいたいと思います。
その上で、好きか嫌いか
心地よいか、苦手かを自分で感じて今日使う香りを選ぶのが良いと思います。
そして、女性は女性ホルモンの影響でも感覚は揺れ動くので、昨日は嫌いでも、今日は心地良い香りかもしれない。頭で好き嫌いを決めてしまわずに今の自分の感覚を自由に楽しめるのがアロマテラピーの楽しさでもあると思います。
アロマテラピーに興味のある方や、香りの好きな人には香りを選ぶのは楽しい時間ですね。
お花のよい香りを嗅ぐ時は、
目を優しく閉じて、ゆっくり鼻からす〜と香り吸い込みますね。
そして、良い香りだとたくさん鼻から吸い込んで、
そして、口からはぁ〜と空気を吐き出して。
いい香り。幸せ。
となりますよね。
淡いいい香りは、呼吸が深くなるので
体の力が抜けてふぅ〜。と、リラックスしたりリフレッシュできるわけです。
そんな身体の体感を感じられる香りを選んだり、見つけるのも楽しい時間になるといいな。と、日々思いながら香りの選択の時間を過ごしています。
ちなみに…
私もアロマテラピーを習い始める前は、ラベンダーとローズは強いあのつくられた香りをイメージしていて、苦手と思っていました。
そういう人、多いですよね。
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