手のクラス
今日は夕方は秋らしく涼しくなってきましたね。
今月は、東京都中野区のマザーズオフィスでクラスを担当します。
「ジェルのハンドトリートメントクラス」9/9(水)10:00〜16:00
「優しい手をつくる講座 」10/30(水)13:00〜17:00
私オーナーアロマセラピストは普段、霞沢産婦人科医院、私が学んだアロマや自然療法など多くを学んだ母校「マザーズオフィス」、自宅サロン「Natural Therapy あめ」でアロマセラピストや講師をしています。
以前、クラスに参加された方から、
「アロマセラピストを長くしていて最近、手のマッサージが1番気持ちよかった。とお客様から言われることが度々あって、手なんだーと思い、もう一度アロマテラピートリートメントの原点のハンドトリートメントを学び直そうと思い参加しました。」
と、参加の動機を伺ったことがありました。
アロマセラピストは、お客様がアロマトリートメントを受けようと思う動機やきっかけ、を伺って精油や技術を選択することも多いと思います。
お客様から多いリクエストとしては、具体的には首肩、腰の疲労回復や足の疲れのケアなどがありますが、そういうリクエストにお応えして、トリートメント時間の配分を考えながらリクエストの部位を念入りにおこなって、あとの時間で全身のバランスを整えて終了。というケースも多いと思います。
具体的に首肩、腰、足などのケアをどのようにするか、どうしたらコリや疲れが緩むのかなど、お客様のご要望にお応えできるように、アロマセラピストに必要な解剖生理学を学び、技術を増やしてケアをしたりしますね。
手のクラスの中では、正直なところ手足は細かい部位だし、指は5本もあるし、丁寧にしていると時間がかかってしまうから、お客様の症状やうったえに時間をかけて念入りにケアして時間があまったら手や足のトリートメントも丁寧にできるけど、時間が足りないとサササとおこなうむしろ時間調整できる部位。と、伺うこともしばしば。
それでも「手が1番気持ちよかった。」というお客様の声が続いたのは、アロマセラピストにとっては悩ましいですね。
人と人との関係が希薄になりゆく今の時代。
お熱があるのかは手を置かなくても体温計が計ってくれるし、触れ合わなくても、または会わなくてもコミュニケーションはとれるし。手でいろいろなことが出来るけど手は何のためにあるのでしょうね。
人はなにを本当はもとめているのかなあ。と考えたりします。
「手が1番気持ちよかった」という感想は、長くセラピストをしているそのセラピストさん自身の内側で何かが変わったのかもしれないし、手が1番気持ちいいと思う人が多くなってきた時代なのかもしれないし、はたまた、首肩、腰や、足、または頭の疲労の原因がそこにあるのかもしれませんね。
心と体はひとつ。手は不思議な魅力がいっぱいの部位ですね。
昼間はまだまだ暑い日が続いていましたが、そろそろ体験的には秋本番になるかな。
優しい手をつくる講座では、ミツロウとオイルを湯煎にかけてボディバター(ボディクリーム)をつくりますよ。秋はお肌の乾燥もお忘れなく。
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